Time is money

時間を味方にした国、ラオス

ラオスの政府機関の人がラオスには、エメラルドグリーンのビーチもないし、カンボジアアンコールワットみたいな有名な観光スポットもない、タイのトムヤムクンみたいな名物料理も無いと何かの記事で読んだことを思い出す。何もないと。

しかし、時間はある。

日本では、働き方改革などど議論されてるが、経営者目線が中心なのは明らかである。

なぜ、ヨーロッパやアメリカばかり参考にするのか、もっと日本に合った国を参考にしても良いのでは。日本は白人尊敬主義が強く感じる所をよく見かける。

私はラオスの働き方を見るのが好きである。癒やし的には良い。一度、日本のクレーマー的なお客に体験してもらいたい、日本がどれだけお客様中心で頑張ってきたかを。

 

ラオスの飲食店は昼時でも、余程の繁盛店以外、混雑してる所を見た事がない。

こないだ行った店に私は窓際のカウンターに座ってたのだが、外にテーブルがありそこで店の男性従業員が彼女らしき女性と1時間ほど話し込んでいた。店が少し混んできたので店の中の従業員が怒ることもなく呼びに来たので、戻って行ったが彼女らしき女性はまだいたので、店が落ち着いたらまた、話に行くのでしょう。昼間だったのと、中心から少し離れてるのもあるかも知れませんが(笑)、日本では絶対に考えられない。しかも、日本と違いお客様が神様ではなく、働く人が神様的なので、ある意味羨ましい。他の東南アジアの従業員は携帯とか、ぺちゃくちゃ話したり、ご飯食べたりとイロイロ仕事以外の事をしてるイメージだが、ラオスの人はボーとしてる人をよく見かける。

日本人は、経営者目線をバイトにも強要して同調圧力も伴い仕事中は真面目に常に働いてる感を出さないといけないので、疲れるし、ストレスも増える、しかもお客様を大切にしないといけない、給料は上がってないのにね。

これは、自らの意志ではなく上の経営者達にうまく利用されてる印象をうける。

果たして、ラオスと日本は同じ時間が流れているのだろうか、本当にこの働きかたを続けていかないと日本を維持する事が出来ないのであろうか、生活も維持出来ないのであろうか。

成長していた日本では、時代にマッチしてたのでしょうが、成長が落ちてる現在の日本はラオスみたいなユトリが本当は必要ではないだろうか。