お金の生き方を捨てたい

バンコクにプチ移住してから、一年半が経つ。

住む前に、抱いてた外国に移住するという安易な考えを見直そうと考えている。

先ず、語学がわからなければ何をするにも不便である、そしてスキルがない。スキルがなければ、お金を稼いで生活するのが困難である。スキルについては、フリーランスみたいな人が一番容易に移住できそうであり、次は飲食店、日系企業に勤めるなどがあげられる。私はスキルが少ないのでやれる事が少なく長くいればいるほどお金がかさむ。

海外移住のイメージや制度が少しわかったので、それに必要な事は日本でも出来るのではないかと考え、一度帰国して日本でゆっくり必要な事をしてゆこうと考えている。

 

先ずは、瀬戸内海あたりにお試しで住もうと考えている、そこでイロイロな事を学びながら語学も勉強してゆく計画である。

私の両親は愛媛県だったので、田舎に帰るときよくこの辺りを通り、瀬戸内海の雄大な景色に憧れてた、子供ながら過ごしたいなーと感じてました。

もちろん、タイの移住計画は遂行してゆこうと思い、冬は温暖なタイへ行き生活するスタイルでと考えている。

自分の中では、凄く単純に素敵な生き方だと感じてます。

先ずは失敗を考えず臨機応変に行動しようかなーと思ってます。

日本から離れてみて。

仕事を辞めて1年半がたち、改めて良かったと思う。

自分では精一杯してきたし、面白みヤリガイが薄れてきてたのも事実だ。

反省点はもちろんありますが、海外に出てソレは少なくなってきた、たぶん日本にいたら自分にばかり目がいき満足感どころでは無かったと思えます。

私は始め少しの旅行程度と考え海外に出て、戻ったらまた新しく事業を立ち上げようと考えていたし、実際、不動産も見て回り仮予約までしていた。

だが、海外にでて、その考えに何か疑問点を覚え日本に戻った、仮予約してた不動産物件が大手の事業者と契約してしまい話が流れてしまい、何もしないのは良くないと思い宅急便で少しバイトをした。少し働きながら次の行動をしようと思ってましたが、そこでの働き方に凄い違和感を感じ、2ヶ月ぐらいで辞めてまた旅にでました。たぶん、ずっと日本にいたらそーは感じなかったし、仕事は続けてたと思う。(なんといっても私の特技は我慢であり、余程合わないと思える仕事でない限り、辞めた事はない)そんな私がなぜ、また海外に行こうと思ったかというと、日本の働き方である。

一度海外に出て違う価値観を体験すると、日本の働き方に違和感を覚える、もちろん優秀な日本人や余裕がある人は、そーは感じないと思うが。宅急便で少し働いてた時、今までの私なら疑問すら感じなかったと思える事柄が当たり前ではないように思えてきた。

なぜ、この人達は、こんなに厳しく余裕のない働き方をするのであろうかと。

たまたま私がバツ悪い仕事場に就いたといえば、それまでだが、教え方がスパルタ軍隊的である。明らかにその人自身のストレスをコチラに向けている。確かにどの職場にもそ~いう人はいるし、そ~いう会社もあるであろうが、そ~いう人達と一緒に働くのを我慢するのがアホらしくなった。

日本は世界一ブラック企業サービス残業などが多い国と言われていますが、たぶん同調圧力や上からの命令は絶対的、職人気質の我慢強さなど日本人特有の仕事の仕方になってるような気がする。だから、人手不足で海外の人を呼ぼうという政策をとっても、来て続くのは貧しい地方の中国人などはがりになり、東南アジアの人も日本を敬遠する現状がある。こんなに長く日本に住んでる日本人の私がそ~感じるのだから、ナンボお金のためとはいえ、相当な忍耐がないと日本では仕事をしたいとは思えない。

海外の人も日本のバブルの時みたいに給料がめちゃくちゃ高く、自国が発展途上国で職がない状態では無いので、我慢しないみたいですね。

安月給で、サービス残業的な仕事をさせられ日本独特の島国理論、東南アジアの人達への差別を受けてまで誰が好んで働きに来たいと思えるのか。

日本では働き方改革など、100%成功しないと思う。

給料が低くても、皆がそれなりに楽しくストレスが少ない働き方なら私も日本に居たいと思う。

 

ひょっとしたら、人類の勝利者かも


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ルアンパバーンから、バイクで5時間以上走ったかな。

私は人生の宝物を見つけたような気がしました。

 

ルアンパバーンの宿から走り始め、始めの1、2時間は日本の山道と同じ風景が流れていて、そろそろ引き返そうかなと思い始めたころ眼下には日本では見たことのない山々が次々と現れ、もっと進もうもっと凄い景色が見れるのではと久々に好奇心が沸き立ちお尻が痛くなるのを忘れてバイクを進めて行きました。

4、5時間走った頃から山の険しさは想像してたジャングルのイメージはなく、整えられた山々が続き、スゲえ、ウワォと独り言を口ずさみながら進み山岳民族の村々に到着しました。

山岳民族の村は、山の頂上の最高に見晴らしが良い場所に居を構えており崖に面しており支えの柱が外れたら奈落の底に落ちるのではと思えるほどの急斜面に作られてます。昼間行ったので夜の風景は見てないが、きっと満点の星空と月明かりだけの世界ではないかと想像します。

私は、こんな所に一日2日住んだら日本の小さな悩み事なんか吹き飛ぶのではと感じたのを覚えてます、それを村の人々は毎日暮らしている。もちろん住んでる人々は日々の暮らしで頭はいっぱいであり、最高の環境とは思っては無いでしょうが。

少なくとも現代社会のギスギスした心や余裕のない社会はここには無いでしょう。

山岳民族の村々は、山の頂上を1集落となってる感じがする、向こう岸の村はまたこっちと違った色合いの家や発展度合が違ったりして次の集落はどんな感じかなと楽しみで走っていた。彼らは私が通ると一斉にこちらを見て物珍しそうな顔をして迎え入れてくれます、彼らとしては、都会人が来たと思って見てるのでしょうが、本当は私がそ~思いたいと感じたのは彼らを遅れた人と捉えてるのかも知れない。

ただ、村によっては、車やバイクがあり、電線もほとんどの集落で普及してたので、私達が思うほど遅れてるわけではなさそうだ。

生活は自給自足で人々が助け合って暮らし、たまに誰かが街に買い出しに行き用を足すて感じかな、何もないけど凄く心が健康的でありひょっとしたら我々都会人より知的な感じをうけました。知的に感じたのは彼らは私達の事を創造性豊かに感じ取っているのではと思ったからです。想像になるのだが、言語がわかれば話してみたい。きっと面白い答えが聞けるのではと思う。

今の社会、ネットがあれば何処でも仕事ができる時代、都会も便利で刺激はあるが、こーいう山岳で創造性を活かし働くのもたまには、素敵な感じがして何か違ったものを生み出せそうな気がする。

日本の精神的に悩んでる方は、一度訪れてみるのも一つのキッカケになるのでは無いかと思います。

寒さに弱いタイの人

タイ北部では凍死者も タイのネットニュースには凍死した父親の記事が掲載されました。1枚しかない掛け布団を娘に譲って自分は布団なしで寝て凍死したようです。タイ北部の話です。きっと内陸性の気候で夜になると冷え込む地方なのだと思います。 それでもタイだからいくら寒くても10度以上はあったはずです。北海道はマイナス20度まで冷えますが凍死者は出ません。 寒さに不慣れで備えが無ければ10度以上あっても凍え死ぬのですね

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バイクタクシー

タイのバイクタクシーという仕事は日本には無いのではなかろうか?

バンコクが中心ではあるが、バイクの後ろにまたがり、細い路地や渋滞の道をすり抜け会社や駅などへ向かうサービスである。タイは暑いので、五分歩くと汗ダクになる、出勤前の女性は化粧崩れや汗のニオイが気になりよく利用しているように感じる。

この仕事、意外と多く混み合う場所なら50メートル置きぐらいにあり、1グループ少なくて5人多くて30人程でまわしてる感じがします。

もちろん混み合う時間帯は朝夕になりますが、最近は食事のデリバリーが多くなり昼間忙しいみたいである、私もこないだマクドナルドでハンバーガーを頼んだが間違って1個しか注文しなかったが、無料で宅配してくれた。タイ料理は基本安く100円とかの品もありそれを無料で配達するのが申し訳ないようなシステムである。

たぶん日本なら最低千円以上じゃないと配達料が無料にならないような感じがする。

 

しかし、この仕事、日本人の私から見たら呑気に感じます、バイクで短い時間を送迎するだけだし、タクシーなどと違い会話の接客があまりいらない、昼間などは寝そべってる姿をよく目にするし、たぶん暇な時間は自由時間で何をしてても良いのでしょう。

私から見たら、上司やお客から受けるのストレスは少なく人間関係も日本よりは断然良い感じがする、もちろんタイの人はそれなりにストレスをうける仕事なんでしょうが。

日本の仕事の仕方は、まだお客様が神様的な感じを多々うけ、クレームには真摯に向き合わなくてはならず、仕事の忙しさ以上にストレスが発生する。

仕事時間は真面目にサボらず一生懸命が当たり前で気を抜く事は悪的な発想だから、忙しくなくても気を抜けない。

これは、サービスの質を上げ過ぎたのが原因の一つと思う、みんなレベルが高いので低くすると叩かれやすく、居心地が悪くなる。東南アジアを中心とした接客を見ていると、悪いのが当たり前と思うしたまに良い接客を見ると嬉しく感じる。日本は逆に悪い接客を見ると何倍も腹が立つのを感じる。これは、面白い。これは、モテる男性像にも置き換えられる、遊び人の男性は基本モテるイメージがし、真面目な男性はモテないイメージがする。

仕事でも人生においても真面目に一生懸命は大切だけど、そこに余裕や遊び的な楽しさを入れていかないと人はどんどん欲求を過剰に求めて行くのではと思う。ひょっとしたら今の日本に生きにくさを感じてるのは、こーいうものなのかも知れない。

タイでよく見る、キジバトです。
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12月になってから涼しくなった。

東南アジアは年中暑いイメージだが、12月、1月は涼しい。

朝は20度をきり日中は30度前後である、日射しは強いですが、たまに吹く風が冷たく感じ暑さを紛らわせます。

この時期は歩くにもベストシーズンです、他の時期はとても歩く気分にはなれないくらい暑いです。だから、観光に来るなら今が最適である。

ちなみに、タイの人は寒さにめっぽう弱く15度以下になると凍死者がでるらしいです。

 

話しはそれましたが、上の写真の鳥はよく道で見かけます、人が近づいても鳩や雀は逃げるのですが、このキジバトは結構ギリギリまで逃げません。すごいゆったりしてます。

余裕を感じます。

タイでよく見かけるのですが、東南アジア全般にいるみたいです。

なぜ、キジバトは余裕たっぷりなのか疑問でしたが、ある日その答えがわかったような気がします。

タイは仏教国であるので、動物を大切にします、川辺の近くの寺院などでは、カエルや魚が売られてます、参拝客の人がそれを買い川に逃がす事により厄払い、徳をつむ意味合いがあるみたいです。ある日、僕の住んでる近くの寺院を歩いていたら彼らが、100匹いや200匹以上売られてました。彼らは捕まってもエサを貰える事を学習してます。参拝客に買ってもらい、逃されまた捕まります。タイは寺院がいっぱいあります、彼らは捕まっても幸せです、だから逃げないです、エサを探すのが面倒なら捕まったらいいわと思ってるみたいです。

僕も彼らみたいに余裕をもって生きたい、今日この頃です。