青春
ふと何気なく思い出す。
私が商売をしてた時、よくお客様にプレゼントを貰った。
その一つにサミュエル・ウルマンの額に入った詩的な文章がある、額なのでいつも店の目立つ場所に飾ってました。
なので、たまに思い出す。
その一部を紹介したいです。
青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、燃ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心。こういう様相を青春というのだ、年を重ねるだけで人は老いない、理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は人の皮膚のシワを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
なんでも、この詩は、戦後、天皇陛下がマッカーサー氏を訪問された時に部屋に飾られてたらしい。
私は若い時から自営業に勤しみ過ぎ、若い時の時間を無駄にしてたような気がします。
仕事中心の生活をやり過ぎたような気がします。
これからは、
この詩を教訓にしたいです。
風邪をひいた。
海外に住んでいて困る出来事の一つに病気があります。
日本なら、何の迷いもせずにドラッグストアーに行くか病院に行くかだが、海外ではそれは難しい。しかし、昔と違い現在はスマホがあるので何となく調べられる。
便利になったのだが、謎解き感覚、ロールプレイングゲーム的な面白さが少なくなったような気がします。
私みたいな海外初心者には、周りの人に聞かなくても解決できる事が増えたので、ありがたい反面もありますが。
昨年、タイに旅行に行ったとき、野犬に噛まれ狂犬病が怖くすぐに病院に行きました、タイは日本資本の病院も多数あるみたいなので、日本語が通じスムーズに治療ができた事を思い出します。やはり困った時に話しが通じる人が多数いる国はありがたいですね。
どーなんでしょうか、今現在はマレーシアとかベトナムなどでも駐在員などが多く暮らしてると聞きます、日本語が通じる病院もあるかも知れませんね。
英語が苦手な日本人は、先ずは東南アジアに出てみるのも海外に住む第一歩になるかもです。
思い込み
FACT FULNESS という本を読んだ、世界の思い込みの本である。
例えば、世界の貧困に関してや女性の学校への進学や昔では治らなかった軽くても命を落とす病気、脅迫犯罪などに関しては、目覚ましい勢いで改善されている。
テレビやユーチューブのインパクトのある視覚情報がありふれた現在では、疑いの目をもちそうですが、現実です、世界は凄く良い方向に向かってます。
日本のCMなどで二人に一人は癌になるから、保険にとかよく耳にする。
ちなみに、癌にかかる確率は30から40歳で0.5%、50歳ぐらいで2%、60歳で7%、80歳でようやく40%を超えるらしい。
つまり、ほとんどの人は老人になってからかかるのである。しかしほとんどの人は不安だから保険には入るでしょう。
思い込みというか、よくみんな調べないうちにマスコミのインパクトのある広告に踊らされてる感じがします。
30歳から40歳の0.5%の確率に保険をかけるなら、自分の地域が災害に巻き込まれる確率や日本が戦争に巻き込まれる確率と、そーは変わらないのでは無いでしょうか?戦争と疑問を持つ平和な日本人は多いと思うのですが、日本の隣には北朝鮮があり、中国、ロシアもあります。
確率は、ヨーロッパなどに比べてもかなり高いと思います、しかしみんな癌保険などには入りますが、日本以外に住めるようにする保険はもたないでしょう、不思議ではないでしょうか、確率はそんなに変わらないのに。
日本人は他人に迷惑をかけたくないというのが強い民族ですが、いざというとき移住しやすい国とかを見つけ仲良くする考えも必要だと思います。もしくは、海外に慣れとく必要があるのでは、韓国の人はそれをしてます、旅行好きで貯金はあまりしない韓国人ですが、いざという時のための行動はチャントしてますね。これも立派な保険です。
生活保護でもニュースなどで、過去最高更新とかをよく聞きます。
しかし日本の生活保護受給率は1.7%である、ドイツは9.7%、アメリカは15%にもなる。
日本は恥の文化があるのか、受給はあまりしない。
これらの数字をよく知らなかった人は、日本人は結構の割合で生活保護を受給してたり、アメリカなどは生活保護あまりもらってないイメージでは、なかったでしょうか。
国の借金は増え続けてます、僕等個人が生活保護を受給しようがしまいが、たいして変わりません。その何万倍もいや何百万倍もの勢いで老人が増え年金が増えてるのだから。
消費税もヨーロッパは税率が高いと言われてるが、そもそも食品には税金がかかってなかったりする国もある。
しかも、日本は不動産、水道光熱費、社会保障の税金などはもともと高く消費税以外の部分でヨーロッパとかより沢山とられている。
なぜ、こーいうことが当たり前のようにみんな黙っているのか?
税に関しても………
思い込みと言う視点で物事を見ていると本質が見失われる気がします。
賢さとは?
プロ野球選手の学歴が高く頭の良いタイプの選手は大勢しないと言われてます。
もちろん、例外もありますが基本的に少ないらしい。
なぜかと分析すると、プロ野球選手になるほどなので能力は高いと思われるが、調子の良い時は良いのだが、悪くなると考えすぎるクセがある、それは頭が良い面の逆が出ている事である、頭が良いから今まで難関も乗り越えてきたがプロは超優秀な才能の集まり、その頭の良さの才能は時として弱点になる。
失礼ではあるが、頭の悪い選手はスランプになっても考え過ぎず、しばらくしたらよくなるわと考える。だからスランプを頭の中であまり濃くイメージする事が少ない、頭の良い選手はスランプを抜け出すために考え過ぎ逆にそのスランプが濃くイメージに残る、なので悪くなったときの頭の使い方が悪いのである。よく野球だけではなく、エリートは逆境に弱いと言われるが頭が良いがゆえに頭に頼ってしまい、負のスパイダルに陥ってしまう。脳の漢字には凶が含まれてます、先人たちの教訓です。
現代の日本などはどーでしょうか?
頭で考え過ぎ、これは駄目あれは駄目とルールを作り、そのルールにより縛られ身動きが取りづらくなってきてるのでは。
今の政府の政策などは、頭が良いと思ってる老害政治家が牛耳ってますね。
一般市民もポイント還元、老後資金、保険、本やユーチューブ、TV、株、FXなどの得になる話に耳を傾けて、将来に備える、今の若い子は老後のためにお金を貯めてる、本質の部分を見失ってるのでは、そんなに考えても災害がきたら、元も子もない。
元来、人間は備えには限界がある、本当に大丈夫な人はいない、いたとしても上の極一部である。
だから、そんな事に頭ばかり使ってては人生という本質が失われる。
考えてみたら、誰でもわかる、今の若い人が結婚せず子供もいず、一生懸命に老後資金3000万円を定年の時に貯めてて、幸せだろうか?それなら、貯金ゼロでも孫に囲まれた人生のほうが幸せではなかろうか?
発展途上国の学歴もない人を下に見るのもわかるが、本質的には彼等の方が正解ではないのでなかろうか。
もちろん、極論の話になるので一概にどっちがどっちとは言われないが、振り子が右か左に偏り過ぎるのは一般市民にはよくないのでは。
人間の本当の頭の良さとは、賢さとは何かを考えてみました。
自己達成感と満足度が高ければ自己肯定感の低さがなくなる?
他人と比べる事が多く、いつも自信がなかった私、いつも他者を意識して大丈夫かなーと不安ばかりに注意がいってた。
自信がない事は悪い事ばかりではない、商売を家業にしてた私はお客様目線で、いつも精一杯頑張っていた気がする、自惚れや傲慢感が多くあれば、つまずきは早かったであろう。しかし、人生に置いて自信がないのはやっかいである。損をしてる感じが常につきまとうし、充実感も少ない。
hsp気質や内向的な人間は、自己肯定感が低いとよく言われるが完璧主義な1面があると思う。まだまだ出来る、ここを直せば良かった、あの人は凄い、あそこでこーしてたら、自分なんかまだまだだ。これらが強いために肯定感が低いのだ。
自分の断固とした基準がなく、他者と比べ自分の至らない部分をクローズアップしてしまうのだ。
日本にいる時は、価値観がみんなと一緒が良いとされ、そこから外れる事は駄目な人間というレッテルを貼られてしまいそうな現状があり、生きにくかった気がする。
こないだ行ったラオスの働き方は、自己達成感の低さからくる充実度の高さ、それによる自己肯定感の高さが伺えられた。
タクシーなんか、お客が1日に3人来たら上出来だという考えだ、それで今日は忙しかった、よく頑張ったと言えるんだから素敵?である。
つまり、自己肯定感を高め自信をつけるには、1度低い目標設定にする必要があるような気がする。日本にいたら価値観がみんなと一緒でなければならないので、低い目標設定に置き換える事が難しい海外に出ていって見ると、日本の平均的な価値観は通用せず自分の立ち位置がわかりやすく低い目標設定がしやすくなると思えます。
現代の日本は平均的に重点を置くことが正しい的な感じだが、江戸時代なのでも身分制度があり、下の人間、身分を作ってた。下の身分と言うと倫理的に間違ってると言われそうだが、現実の世の中はそーなってる。下を作ると自分はあの人よりマシだとかあーはなりたくないねとかの比較対象ができ、ストレス、自己充実度が保たれる……
優しい人間は、これが出来にくい、自分の自己肯定感を上げるには下の人間を作るのが手っ取り早い。あくまでも自己肯定感を上げるにはだが、別に誰に迷惑もかけてない心の中の考えなら許されるのでは。
井の中の蛙という言葉がある、日本だけに長く居た私は日本の価値観が全てと思い苦しんでいた。1度外の世界を見ると日本の価値観がおかしく見えるのが面白い。
情報の遮断の心地良さ
私はこの年半ばになり、自分がhsp気質が強い事がわかった。
人生、100年時代と言われてるがお金などばかりクローズアップされてる感じがします。
まるで、企業の宣伝広告に利用されてる言葉でなかろうか。
生き方も、それにマッチした方が当たり前では無いでしょうか。
昭和以前は、1つの会社、1つの生き方、1回の結婚などの貫くことを美徳としてきた日本だと思う。
今もそれは残ってると思いますが、時代にマッチしてるかどうかは、イマイチわかりません。
人生、50年や60年の時代は当たり前だった価値観が今は100年時代、変わるのが当たり前ではなかろうか。
私自身、自分なりに家業を何の疑いもなく後を継ぎ、向き不向きを考えず突っ走ってきました。だがこの年になり迷いや停滞感、充実感のなさが増幅してきて、限界を感じ1度人生をリセットしようと考えました。
日本にいたら、子供部屋おじさん的に引きこもりそうなので、勇気を出して海外に住むことにしました。
そしたら、心は穏やかになり日本の要らない情報が入ってこない事もあり凄く健康的になったのがわかります。
hsp気質の自分は周りの人の情報や態度、求めなくても入ってくるマイナスの情報を敏感に受け取ってしまい疲れてたのがわかりました。今の情報化社会では、日本だけでは無いでしょうが、要らない情報が多く入り過ぎます、その情報はネガティブが多いので、hsp気質の人は影響されやすいと思います。
1度リセットするには、自分が何者なのか何をしたいのかをゆっくり考える必要があり、日本にいては、自分をコントロールしない限りネガティブ情報を受け取ってしまうでしょう。
日本語が聞こえないカフェやレストラン、日本人があまりいない場所、国は最高の発見があるかも知れません。
そ~言う時間をもらえてる現在に感謝します。飛び出そうと思えば、誰でもいつでも飛び出せます、やるかやらないかは自分の追い込まれた感の頻度や、変えようと思う瞬間的な爆発力みたいなものだけです。
考えすぎても仕方ない、なるようにしかならない。それはそれでしょうがない、東南アジアの人の気質は現在の日本人の最高のレシピかも。
Time is money
時間を味方にした国、ラオス。
ラオスの政府機関の人がラオスには、エメラルドグリーンのビーチもないし、カンボジアのアンコールワットみたいな有名な観光スポットもない、タイのトムヤムクンみたいな名物料理も無いと何かの記事で読んだことを思い出す。何もないと。
しかし、時間はある。
日本では、働き方改革などど議論されてるが、経営者目線が中心なのは明らかである。
なぜ、ヨーロッパやアメリカばかり参考にするのか、もっと日本に合った国を参考にしても良いのでは。日本は白人尊敬主義が強く感じる所をよく見かける。
私はラオスの働き方を見るのが好きである。癒やし的には良い。一度、日本のクレーマー的なお客に体験してもらいたい、日本がどれだけお客様中心で頑張ってきたかを。
ラオスの飲食店は昼時でも、余程の繁盛店以外、混雑してる所を見た事がない。
こないだ行った店に私は窓際のカウンターに座ってたのだが、外にテーブルがありそこで店の男性従業員が彼女らしき女性と1時間ほど話し込んでいた。店が少し混んできたので店の中の従業員が怒ることもなく呼びに来たので、戻って行ったが彼女らしき女性はまだいたので、店が落ち着いたらまた、話に行くのでしょう。昼間だったのと、中心から少し離れてるのもあるかも知れませんが(笑)、日本では絶対に考えられない。しかも、日本と違いお客様が神様ではなく、働く人が神様的なので、ある意味羨ましい。他の東南アジアの従業員は携帯とか、ぺちゃくちゃ話したり、ご飯食べたりとイロイロ仕事以外の事をしてるイメージだが、ラオスの人はボーとしてる人をよく見かける。
日本人は、経営者目線をバイトにも強要して同調圧力も伴い仕事中は真面目に常に働いてる感を出さないといけないので、疲れるし、ストレスも増える、しかもお客様を大切にしないといけない、給料は上がってないのにね。
これは、自らの意志ではなく上の経営者達にうまく利用されてる印象をうける。
果たして、ラオスと日本は同じ時間が流れているのだろうか、本当にこの働きかたを続けていかないと日本を維持する事が出来ないのであろうか、生活も維持出来ないのであろうか。
成長していた日本では、時代にマッチしてたのでしょうが、成長が落ちてる現在の日本はラオスみたいなユトリが本当は必要ではないだろうか。