バイクタクシー

タイのバイクタクシーという仕事は日本には無いのではなかろうか?

バンコクが中心ではあるが、バイクの後ろにまたがり、細い路地や渋滞の道をすり抜け会社や駅などへ向かうサービスである。タイは暑いので、五分歩くと汗ダクになる、出勤前の女性は化粧崩れや汗のニオイが気になりよく利用しているように感じる。

この仕事、意外と多く混み合う場所なら50メートル置きぐらいにあり、1グループ少なくて5人多くて30人程でまわしてる感じがします。

もちろん混み合う時間帯は朝夕になりますが、最近は食事のデリバリーが多くなり昼間忙しいみたいである、私もこないだマクドナルドでハンバーガーを頼んだが間違って1個しか注文しなかったが、無料で宅配してくれた。タイ料理は基本安く100円とかの品もありそれを無料で配達するのが申し訳ないようなシステムである。

たぶん日本なら最低千円以上じゃないと配達料が無料にならないような感じがする。

 

しかし、この仕事、日本人の私から見たら呑気に感じます、バイクで短い時間を送迎するだけだし、タクシーなどと違い会話の接客があまりいらない、昼間などは寝そべってる姿をよく目にするし、たぶん暇な時間は自由時間で何をしてても良いのでしょう。

私から見たら、上司やお客から受けるのストレスは少なく人間関係も日本よりは断然良い感じがする、もちろんタイの人はそれなりにストレスをうける仕事なんでしょうが。

日本の仕事の仕方は、まだお客様が神様的な感じを多々うけ、クレームには真摯に向き合わなくてはならず、仕事の忙しさ以上にストレスが発生する。

仕事時間は真面目にサボらず一生懸命が当たり前で気を抜く事は悪的な発想だから、忙しくなくても気を抜けない。

これは、サービスの質を上げ過ぎたのが原因の一つと思う、みんなレベルが高いので低くすると叩かれやすく、居心地が悪くなる。東南アジアを中心とした接客を見ていると、悪いのが当たり前と思うしたまに良い接客を見ると嬉しく感じる。日本は逆に悪い接客を見ると何倍も腹が立つのを感じる。これは、面白い。これは、モテる男性像にも置き換えられる、遊び人の男性は基本モテるイメージがし、真面目な男性はモテないイメージがする。

仕事でも人生においても真面目に一生懸命は大切だけど、そこに余裕や遊び的な楽しさを入れていかないと人はどんどん欲求を過剰に求めて行くのではと思う。ひょっとしたら今の日本に生きにくさを感じてるのは、こーいうものなのかも知れない。