日本から離れてみて。

仕事を辞めて1年半がたち、改めて良かったと思う。

自分では精一杯してきたし、面白みヤリガイが薄れてきてたのも事実だ。

反省点はもちろんありますが、海外に出てソレは少なくなってきた、たぶん日本にいたら自分にばかり目がいき満足感どころでは無かったと思えます。

私は始め少しの旅行程度と考え海外に出て、戻ったらまた新しく事業を立ち上げようと考えていたし、実際、不動産も見て回り仮予約までしていた。

だが、海外にでて、その考えに何か疑問点を覚え日本に戻った、仮予約してた不動産物件が大手の事業者と契約してしまい話が流れてしまい、何もしないのは良くないと思い宅急便で少しバイトをした。少し働きながら次の行動をしようと思ってましたが、そこでの働き方に凄い違和感を感じ、2ヶ月ぐらいで辞めてまた旅にでました。たぶん、ずっと日本にいたらそーは感じなかったし、仕事は続けてたと思う。(なんといっても私の特技は我慢であり、余程合わないと思える仕事でない限り、辞めた事はない)そんな私がなぜ、また海外に行こうと思ったかというと、日本の働き方である。

一度海外に出て違う価値観を体験すると、日本の働き方に違和感を覚える、もちろん優秀な日本人や余裕がある人は、そーは感じないと思うが。宅急便で少し働いてた時、今までの私なら疑問すら感じなかったと思える事柄が当たり前ではないように思えてきた。

なぜ、この人達は、こんなに厳しく余裕のない働き方をするのであろうかと。

たまたま私がバツ悪い仕事場に就いたといえば、それまでだが、教え方がスパルタ軍隊的である。明らかにその人自身のストレスをコチラに向けている。確かにどの職場にもそ~いう人はいるし、そ~いう会社もあるであろうが、そ~いう人達と一緒に働くのを我慢するのがアホらしくなった。

日本は世界一ブラック企業サービス残業などが多い国と言われていますが、たぶん同調圧力や上からの命令は絶対的、職人気質の我慢強さなど日本人特有の仕事の仕方になってるような気がする。だから、人手不足で海外の人を呼ぼうという政策をとっても、来て続くのは貧しい地方の中国人などはがりになり、東南アジアの人も日本を敬遠する現状がある。こんなに長く日本に住んでる日本人の私がそ~感じるのだから、ナンボお金のためとはいえ、相当な忍耐がないと日本では仕事をしたいとは思えない。

海外の人も日本のバブルの時みたいに給料がめちゃくちゃ高く、自国が発展途上国で職がない状態では無いので、我慢しないみたいですね。

安月給で、サービス残業的な仕事をさせられ日本独特の島国理論、東南アジアの人達への差別を受けてまで誰が好んで働きに来たいと思えるのか。

日本では働き方改革など、100%成功しないと思う。

給料が低くても、皆がそれなりに楽しくストレスが少ない働き方なら私も日本に居たいと思う。