自己達成感と満足度が高ければ自己肯定感の低さがなくなる?

他人と比べる事が多く、いつも自信がなかった私、いつも他者を意識して大丈夫かなーと不安ばかりに注意がいってた。

自信がない事は悪い事ばかりではない、商売を家業にしてた私はお客様目線で、いつも精一杯頑張っていた気がする、自惚れや傲慢感が多くあれば、つまずきは早かったであろう。しかし、人生に置いて自信がないのはやっかいである。損をしてる感じが常につきまとうし、充実感も少ない。

hsp気質や内向的な人間は、自己肯定感が低いとよく言われるが完璧主義な1面があると思う。まだまだ出来る、ここを直せば良かった、あの人は凄い、あそこでこーしてたら、自分なんかまだまだだ。これらが強いために肯定感が低いのだ。

自分の断固とした基準がなく、他者と比べ自分の至らない部分をクローズアップしてしまうのだ。

日本にいる時は、価値観がみんなと一緒が良いとされ、そこから外れる事は駄目な人間というレッテルを貼られてしまいそうな現状があり、生きにくかった気がする。

こないだ行ったラオスの働き方は、自己達成感の低さからくる充実度の高さ、それによる自己肯定感の高さが伺えられた。

タクシーなんか、お客が1日に3人来たら上出来だという考えだ、それで今日は忙しかった、よく頑張ったと言えるんだから素敵?である。

つまり、自己肯定感を高め自信をつけるには、1度低い目標設定にする必要があるような気がする。日本にいたら価値観がみんなと一緒でなければならないので、低い目標設定に置き換える事が難しい海外に出ていって見ると、日本の平均的な価値観は通用せず自分の立ち位置がわかりやすく低い目標設定がしやすくなると思えます。 

現代の日本は平均的に重点を置くことが正しい的な感じだが、江戸時代なのでも身分制度があり、下の人間、身分を作ってた。下の身分と言うと倫理的に間違ってると言われそうだが、現実の世の中はそーなってる。下を作ると自分はあの人よりマシだとかあーはなりたくないねとかの比較対象ができ、ストレス、自己充実度が保たれる……

優しい人間は、これが出来にくい、自分の自己肯定感を上げるには下の人間を作るのが手っ取り早い。あくまでも自己肯定感を上げるにはだが、別に誰に迷惑もかけてない心の中の考えなら許されるのでは。

 

井の中の蛙という言葉がある、日本だけに長く居た私は日本の価値観が全てと思い苦しんでいた。1度外の世界を見ると日本の価値観がおかしく見えるのが面白い。